LibreOffice writer 覚書メモ

マイクロソフトオフィスの魔の手から逃れるために、
オープンオフィスに逃げた私だったが、すでに開発が終了していることも知らなかった。
が、ある日、なんかで知って、LibreOfficeに辿り着いたのである。

LibreOffice - オフィススイートのルネサンス - https://ja.libreoffice.org/

「オフィススイートのルネサンス」がちょっと何を言ってるかよくわからないんですけど、
必要とする、ワード、エクセル、パワポは入ってるので使えます。
マイクロソフトとの互換性もあるし、最近の一番うしろにxのつくマイクロソフト拡張子にも対応。
仕事で使う程度には問題なく使えてます。

仕事に問題ないなら何に問題があるって、そうだよ、趣味だよ。

という訳で絶対また忘れるので備忘録がわりのメモ。


マイクロソフトもそうなんだけど、基本スタイルで管理していく。
同じ文字の形を使うからって、「章タイトル」と「幅調整用改行」を同一スタイルにしておくと、
あとあと困るので、役割=スタイルと固定しよう。
小説の場合、「本文」「章タイトル」「幅調整用改行」さえあればなんとかなった。

ちなみにスタイル管理の概念が良くわかってないので、困った。

目次を作る
スタイル管理で、任意のスタイルの文字とページ数を拾ってきて目次作成が可能。
ただなんか細かいことが上手く出来ないので、章タイトルとページ数を確認する用にしか使わなかった。
具体的に言うと、段落で管理しているので、タイトルの下にちょっとした文言を書くけど、
それは目次には反映させない方法が分からなかった。
多分仕様的に無理じゃないかな。
いや、それだけでも十分便利だよ。

章レベル(見出しレベル)があって、既存だと1から10まである。
入れ子構造でどのレベルまで目次に表示するかも選べるので、論文とか書く時に使うと思う。
小説だとそんなに入れ子構造にしないので使わない。
例えば
第二章 のののカラクリ
 日常編
 非日常編
第三章 のののリズム
 非常編
 非情編

くらいの分類はするかもしれないけど、そういう感じ。
章レベル1が「第」から始まる部分で、「編」のところを章レベル2にする。

ツール→章番号付け
で、すでに作ってあるスタイルに章レベルを設定できます。
レベルだけど番号付けって言う。
ここの設定で「番号」を割り振ると、前の例で言う「第一章」みたいのが自動で振られるので、
途中で章を挿入しても、全部手作業で振り直さなくて済む。

問題はこの「章番号付け」と、
目次編集→その他のスタイル→スタイルの適用 から設定するレベルが対応していないこと。
多分目次は、章番号付けは無視します。(何故)
個別にスタイルにレベルを設定することができる。


ヘッダーに章タイトルを入れる

できないかと思ったらできた。
「挿入→フィールド→その他のフィールド→フィールドタイプ:章→章名」
で、入る。

問題はこの「章名」をどこから取得してきてるか。
なんかナビゲーターの「見出し」を「章名」扱いしてるっぽい?
そもそもこの見出しはどうやって何から決まってるんだ。

既存スタイルの見出しを選択してもダメっぽい。

章番号付けの章番号と章名にも対応しているような気がする。

現在のページがどういう扱いになっているのかを教えてくれよ。
左右に別のヘッダーを適用するにしても、見開きの章名が同じのしかヘッダーに入らないんだ。
別のファイルでやり直したら、今度は本文の段落を章名に適用してくるようになったりもした。
というか、目次と違って、変更がリアタイで反映されるはずなのに、反映されない時がある。
ちょっと信用するのが不安だな。

この辺を参照すると分かるような、わからないような。
第445回 LibreOffice Writerで構造化したドキュメントを執筆する:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社
- https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0445?page=2

ナビゲーターがおかしかったら、保存してもう一度開き直すと正常に戻った。


ふりがなを振ると文字が切れる
nnn5540.jpg
文字のセンターがズレて、ふりがなを含んだ幅でセンター揃えをしてくるし、はみ出して削れる。
右の図のように。
前にやったのに忘れたので、これもメモしておきます。

センターがずれるのは、
スタイル→配置→文字の配置、行の配置から、「英字下揃え」を選びOK。

センターを合わせると、今度はルビがはみ出て消えるので、ルビが納まるだけの行間を設定する。
自分の望む行間と、そこに納まるルビのサイズを把握しておくと良い。
とはいえそんなん分からないので、行間を優先させてルビのサイズを変更するか、
ルビのサイズを優先させて、行間を変更するかのどっちかなので、やりながら考えたりする。
予め1ページの行数を決めておくと、行間も決まったりするので、それにルビサイズを合わせた。
スタイル→インデントと間隔→行間「固定」、数値入力。
行間13.3pt、文字サイズ8.2ptで、ルビサイズは3.7pt以上だと、はみ出した。


ふりがなを振ると文字の間隔が広がる
nnn5731.jpgおわかりいただけるだろうか……。
一文だけだと差が分かりづらかったので、同じ文字列を3つ並べた。

ふりがなを振ってあるのは右側で、左側はふりがなを振っていないそのままの文。

伸 び る な 。

ググると、
ページスタイル→行間と文字数→行数と文字数指定
をせよと書いてある。
問題は、この指定には行数1-13、文字数1-22の限界があって、
使いたい設定がそれ以上の場合は使えない。

nnn5732.jpg

これを若干マシにする方法は見つけたんですが、それでも伸びる。
文字列を選択して「ルビ」を押すと、上みたいに自動で形態素解析された感じに分割されるんですが、
それを下みたいに、強引に一つの枠に押し込むと、中間くらいの文字間隔に縮まります。
nnn5734.jpg

ただ別に伸びてないわけじゃないので、横の文字列と比べるとズレてる。
許せねえ。

強引な解決法。
ふりがなのある文字専用の文字スタイルを作成。
文字間隔の調整で、ここだけ個別に-1.2pt(分かりやすくするために多め)などを割り振る。
nnn5736.jpg
が、分割してルビを振ったままだと、
このように「振り」「仮名」「を」「振り」「たい」のセットごとに間隔が調整されてしまう。
なので、強引に一つの枠に押し込む→ふりがな文字専用スタイルで間隔を調整のコンボをキメる。
横に同じ文字を置いて、同じくらいに見えるように微調節していった。(仕事か?)

「振り仮名を振りたい。」の文字列の場合、「。」にはふりがなが振られていないので、
ここにはふりがな専用文字スタイルではなく、標準文字スタイルを割り当てることに注意。
専用スタイル「振り仮名を振りたい」、標準スタイル「。」
あくまでも、ルビ機能を使っているところにだけ専用スタイルを割り当てる。

まあ、結論を言うと、-0.25ptくらいなんですが、
LibreOfficeは小数点1桁までしか入力させてくれないので、-0.2ptで諦めました。
(この数値は『今回の場合』なので恐らく設定によりけり)
同じ行にめちゃくちゃふりがなを振っている文字がある場合は、
文字スタイルのセットを「ふりがな文字間隔-0.2」「ふりがな文字間隔-0.3」とかを作って、
文字列ごとに適用して微調整するしかない。多分。

というか、もともとのページでの文字間隔の調整が「-0.2pt」なので、
新たもう一度指示し直してるだけな気がするんだけど、何故か上手く行く。
でも結局「-0.4」も作って、イラレの個別カーニングみたいなことしたので、
それくらいは作っておくといいのかもしれない。分かんないけど。

問題はスタイルを適用した箇所が分からなくなることなんだけど、
なんか機能とかないんだろうか。

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