【CoCののの卓】虚ろの小路【リプレイ】

そろそろキーパリングにも慣れてきました。
書き起こしていない分も含めて4回目のキーパー。
今回は初メンツでの探索です。

阿鼻叫喚(主にキーパーの心情が)の夜が幕を開ける!
この文章は、3月19日深夜に開催されたCoCののの卓のリプレイ(書き起こし)です。
一部小説形式、一部チャット形式。

プレイ時に気づいていなかったミスがありますが、編集注として記載しています。
また読みやすいように一部発言順を変えています。

このリプレイは黒江様のシナリオ「虚ろの小路」のネタバレを含みます。




【キーパー】
ののの生還エンドを目指したい。
シナリオに書いてない展開にすぐテンパる。
あたし興味を持った知り合いをCoCに引きずり込むために、
キーパーをやっているところあるから。って言ってた。

【プレイヤ・探索者紹介】
プレイヤなおとえぬ(2回目)
索者名高橋 半蔵
国籍:日本  性別:男性  年齢:25歳  職業:接客業
STR:10 CON:18 POW:11 DEX:17
APP:5 SIZ:13 INT:16 EDU:9
HP:16 MP:11 SAN値:55/99
アイデア:80 幸運:55 知識:45 db:0
紹介
高橋半蔵
前回「毒入りスープ」をソロプレイしてロスト。
孤独探索のトラウマからか、強烈なキャラ作りをして来た。

自宅住まい、コンビニ店員、趣味で忍者やってる。
投擲に極振りしてきてキーパーをビビらす。

プレイヤぶしー(初)
索者名槙島 ナイト
国籍:日本  性別:男性  年齢:20歳  職業:私立探偵
STR:9 CON:11 POW:13 DEX:14
APP:16 SIZ:10 INT:8 EDU:10
HP:11 MP:13 SAN値:65/99
アイデア:40 幸運:65 知識:50 db:0
紹介
槙島ナイト
キャラメイク時に「地蔵ってあり!?」と聞いてきた強者。
トラウマもないのにハジけたキャラ作りをして来た。

自宅住まい、新米私立探偵の生主。ナイトは本名。
よくみると低身長・高APPだがオツムが残念。

【キャラシート】
160319_キャラシ
【今回の卓ルール】
クリティカル:1-5。ファンブル:95-100。
事前の各自キャラメイク時のダイス振り直しは4回まで。
キャラメイクの相談はなし。
リアル(メタ)知識ありだけど、できるだけロールプレイ。
「まずはプレイしてみる」が目的なので、基本オープンダイス。
精神分析や応急手当が可能になる時間は短め。

【舞台】
現代日本。
推奨技能なし。

KP:じゃあ、まずは、なおとさんからキャラクター紹介お願いします。
なおと:高橋半蔵、職業はコンビニ店員、好きな食べ物は納豆です。
25歳日本人男性、職業はコンビニ店員、趣味で忍者をやっていてござる口調で喋ります。
KP:!?
なおと:特技は手裏剣投げです
KP:あっ、だから投擲が高い…!!
ぶしー:なるほどwww
なおと:あと若干忍べます
KP:もしかして…普段から手裏剣持ち歩いてるんですか…。
なおと:普段は主に夜の公園でカップルを見つけたときなどに忍んでいます。
ぶしー:忍んじゃだめなやつ~!!
KP:わかりました。持ち物に手裏剣を認めます…が、銃刀法の範囲の威力で…。
手裏剣(お土産物屋にあるやつ) ダメージ1D2+1/2dbを認めます
なおと:やったー手裏剣!!!
ぶしー:持ち物!?
なおと:自己紹介はこれくらいでいいのかな?
KP:ぶしーさん自己紹介できます?
ぶしー:槙島ナイト かけだし私立探偵。
バカなので頭を使うのは苦手だけどハムスターと亀と蛇探しが得意です。
なおと:ハムスターと亀と蛇
KP:ハムスターと亀と蛇
ぶしー:哺乳類はちょっと。
(編集注:ハムスターは哺乳類です。)
踊り手で生主なのでいつでも配信できるように機材持ち歩いてます。
親フラ経験アリなので隠れるのも若干得意です。
KP:待って待って。
なおと:生主!!
生主と忍者!!
KP:実家暮らしなの!?
ぶしー:えっうん。
一人じゃ食っていけないもん
KP:正直!!!
ぶしー:イエーイ!
なおと:たぶん忍者も実家暮らしだよ
ぶしー:実家忍者・・・
KP:ええと…機材って言うのは
ぶしー:スマホとか、せいぜいマイクとか、それくらいです。
KP:ちょっと設定が多すぎて混乱してた。
ええと…後なにか説明しておくことのある設定はありますか。
ぶしー:ないですね!!!!
なおと:特にないでござる!!!
ぶしー:ござるwww
なおと:あっ忍者は友達が少ないです
ぶしー:忍者しょっぺえ~www
KP:コンビニバイトの実家暮らし忍者と、新米探偵の実家暮らし踊り手生主はどこで知りあえばいいんだ…。
なおと:コンビニの店員と客とか…?
ぶしー:コンビニの屋根裏にハムスターが入り込んだんじゃないですか
なおと:じゃあ忍者的には屋根裏にハムスター入り込ませたおかしな客で…?
ぶしー:(キャラ、地蔵にしなくてよかった)
なおと:(人間でよかった)
KP:二人で飲みに行った帰りに…とかから始めようと思ったけど無難感がない~~。
むしろ地蔵の方が一緒に帰れる感ある。
ぶしー:wwwww
なおと:確かに…
KP:キーパーとしての無力さを感じる
なおと:キャラが強引だから展開も強引でも気にしないよ…!
KP:とりあえず意気投合して仲が良いことにするか、別に仲が良いわけじゃないけど、偶然夜道で出会ったのとどっちがいいですか?
ぶしー:私は意気投合がいいかも~!
なおと:じゃあ意気投合でいきますか!
KP:じゃあ、シナリオをはじめます。
なおと:はーいよろしくお願いします!
ぶしー:わくわく よろしくおねがいします!

きみ達は飲み会からの帰り夜の道を歩いている。
ふと見ると、見慣れぬ小路が闇に浮かんでいるのに気づく。
今までこんな小路はあっただろうか?
そう思って、ふと空を見上げると月が浮かんでいる。
目的地への近道になる、そう言い出したのはどちらだったか。
二人はその小路に足を踏み入れた。
路は幅2m程度、左右はコンクリートブロックの壁面に挟まれている。
奥には青白い光が灯っているが、よく見通すことはできない。
さらに奥へ進むと、気温が下がり、あたりの闇が密度を増してきたように感じられる。

KP:ここでふたりともアイデアロールお願いします。
高橋半蔵:1D100 = 36
槙島ナイト:1D100 = 56
KP:この場合、高橋はダイス36がアイデア80より小さいので成功。
槙島はダイス56がアイデア40より大きいので失敗となります。
槙島ナイト:アーッ ばかだから…。

半蔵はふと、思い立って後ろを振り返った。前を行く槙島は気づく様子もない。
半蔵が振り返ったその先は、元歩いていた道は見えず、ただ暗闇が広がるのみ。
「引き返しても小路から出ることは出来なくなっている」そのことに気づいてしまった。

KP:日常とはかけ離れた異世界に足を踏み入れてしまったことに気付いた半蔵は、0/1D2のSANチェックです。
高橋半蔵:「ムム、これは面妖な…」
1D100=51
KP:半蔵のSAN値は現在55なので、51だと成功。今回の成功の場合の減少は0なので、減りません。
高橋半蔵:槙島くんのほうが強メンタルね 頼もしい。
KP:せっかくだから、さっき半蔵が出した声を槙島が聞こえたかどうか、聞き耳でチェックしましょうか
槙島ナイト:おお。 1D100=66
KP:槙島の聞き耳は50なので、ダイスが50以上の場合は失敗なので、今回は失敗です。
槙島ナイト:「~~♪♪(鼻歌)」

半蔵が上げた声は小さかったからか、槙島には届かなかったが、これは槙島にも伝えるべきことなのだろうか。

高橋半蔵:(槙島殿、上機嫌でござるなあ…)
KP:やめておきますか?
高橋半蔵:(しかしどうも嫌な予感がするでござる、伝えるでござる)
KP:(会話成り立つのかな?)
高橋半蔵:「槙島殿、なんだか周囲の様子がおかしいでござる、それがしの忍びの勘にピリリときているでござる。」
槙島ナイト:「トイレじゃね?もうすぐだから早く帰ろうぜ~」
高橋半蔵:「にょ、尿意ではござらぬ!?」

二人がいつもどおりの珍妙な会話を繰り広げていると、前方の闇から一人の男が現れた。
その男は長身痩躯。黒い服とマントを身に着け、顔には白い仮面をかぶっている。

槙島ナイト:いつもどおり。
仮面の男:「1人……2人か。迷い人よ。ようこそ、虚ろの小路へ。」
高橋半蔵:「!?… なんともオシャレな面でござるな。」
槙島ナイト:「迷ってねーし 帰るとこだし なんだこいつ?」
仮面の男:「この面は、私が誰でもない、ということを示している、とでも思ってくれ。」
高橋半蔵:「哲学でござるな。」
仮面の男:「ここは『この世界に積もった怨念の吹き溜まり』でね。」
槙島ナイト:「わかる。」
仮面の男:「君にも分かるのか。」
槙島ナイト:「蛇とかこういうとこよく逃げ込むわ~。」
仮面の男:「蛇。」
高橋半蔵:「怨念がおんねん…。」
仮面の男:「怨念。」
高橋半蔵:「つまりは蛇がたくさんいるでござるか?」
仮面の男:「この場所は不思議と人を呼び寄せる性質があり、時折人が現世と幽世との境を踏み越えて迷い込んでくるが、君たちのようなタイプの人間が来るのは…いささか珍しいな。」
高橋半蔵:「槙島殿、褒められているようでござる。」
仮面の男:「私もこの場所に凝り固まる怨念と似たようなものでね、何の為にここに居るかはわからない。ただ私はここに迷い込んできた人と出会うことが多い。
 私には名前がないし、必要もない。そういう存在なのだ。」
槙島ナイト:「やばい、何言ってるかわかんねえ…。」
高橋半蔵:「ふむ…。よくわからぬのだが、ここから駅にはどう行ったらいいのでござろう。」
仮面の男:「簡単だ。前に歩けばいい。」
槙島ナイト:「そうだ、早く帰らないと半蔵の膀胱が!」
高橋半蔵:「まっすぐでござるか!あと尿意ではござらぬ!」
槙島ナイト:「行こうぜ!」

二人が歩き出すと、男もそれに付き従うように歩きはじめる。彼は探索者達を先導することはしない。
彼は案内人ではなく、あくまでも同行者なのだ。
小道を歩いていくと、やがてあたりが徐々に明るくなっていく。
さらに左右のコンクリートブロックは、板塀になっていることに気が付く。
さらに進むと空が見え、遠くに街のようなものが見えてくる。

二人はしばらく歩くと、その「街」に辿り着いた。
それはもはや街とは呼べないような代物だった。
あちこちの建物が完全に倒壊しており、逃げ惑う人々の多くが身体から血を流している。

KP:ふたりとも幸運ロールをお願いします。
槙島ナイト:1D100=4(クリティカル) [成功]
高橋半蔵:1D100=52 [成功]
KP:すいません。今回はクリティカルはクリティカル貯金にします。
あとでファンブル(95以上)を出した時に相殺するとか、失敗を振りなおしできる、とかですね。

遠くには瓦礫に潰された死体のようなものも見えたが、二人は「ソレ」を認識する前に目を背けた。
男は語る。その声はあくまで感情のこもっていない淡々としたものである。

仮面の男:「昔の話だが、ここで大きな地震があった。子を持つ母、父を慕う娘、互いを認め合った友人達。
 多くの人が死んだ。暴動や虐殺もあった。もっと多くの人が死んだ」

二人の周りには傷ついた大勢の人がいる。
その誰もが大きな災害を前にして困惑し、絶望し、途方に暮れている。

KP:ふたりともアイデアロールどうぞ。
高橋半蔵:1D100=35 [成功]
槙島ナイト:1D100=58 [失敗]
高橋半蔵:2人いると心強いな…。 1人だと失敗したらスルーだもんな…。

半蔵は現在いる場所の景色が大正時代と同じようなものであることに気が付いた。
板塀、街並み、瓦礫、地震…。
ああ、これは、関東大震災だ…と。

高橋半蔵:「た、たいむすりっぷ…でござるか…?」
槙島ナイト:「なに?どういうこと半蔵!」

大勢の人がいる。誰もが傷を負っている。その誰もが大きな災害を前にして困惑し、絶望し、途方に暮れている。
二人は思わず足を止めた。

高橋半蔵:「江戸時代ではないのでござるか…。」
KP:大丈夫!?半蔵周り見えてる!?
高橋半蔵:半蔵なりには!!!
槙島ナイト:忍者だからしかたない…。
仮面の男:「あまり足を止めない方がいい。助けたところで意味はないし、なによりキリがない。」

男は足を止めた理由が、江戸時代かどうか、だったとは気づいていない。

槙島ナイト:wwwww
高橋半蔵:ごめんなwwwww
仮面の男:「これはこの空間が亡霊たちの過去の記憶を繰り返しているだけの場所なのだよ。」
槙島ナイト:「なんでそんな無駄なことしてんだろ。」
仮面の男:「彼らを助けたくとも、既に彼らは亡くなっている。 先へ進みなさい。」

そう言われて進む二人を、被災者達が気にする風はない。

高橋半蔵:「ぬう、それがし達は駅へ行かねばならぬゆえに…。」
槙島ナイト:「駅員さんも死んでないといいな…。」
高橋半蔵:「電車止まってるかもしれぬでござるな…。」

しかし、しばらく歩いたところで12歳ぐらいの少女が二人に駆け寄ってきた。

少女:「お兄ちゃんが生き埋めになったの!助けて!?
誰も助けてくれないの!お願い!お兄ちゃんはまだ生きてるの!
高橋半蔵:「な、なんと…!? しかしこれも幻なのでござろうか…?(男を見る)」
槙島ナイト:「えっどうしよう。 ほんとに生きてるの??」
仮面の男:「さっきも言っただろう。まあ、好きなようにしたらいい。」
高橋半蔵:少女の身なりは大正時代風ですか?
KP:周りの人達と似たような感じです。
高橋半蔵:ふむふむ。
KP:ただ他の人達は気にする風はない中で、彼女だけが二人に話しかけてました。
高橋半蔵:(痛ましいことだが、名無しの権兵衛殿の言うとおりであれば助けることに意味はないし…。 早く帰らねば大河ドラマの再放送が始まってしまうでござる…)
槙島ナイト:「おれ今日枠とってるから早く帰りたい。」
高橋半蔵:「うむ…それがしも真田家の行く末が気になるでござる、先を急ぐでござる。」
KP:ふたりとも理由がびっくりだぜ…。
槙島ナイト:槙島はまごうことなき軽率クズなんだ…。

二人は少女を無視して歩き出した。

高橋半蔵:すばらしいコンビだぜ…。
槙島ナイト:生き残ろうな、半蔵!
高橋半蔵:合点でござる!

後ろからは「お兄ちゃん…誰か…」という泣き声が聞こえていたが、二人とも歩き続けるうちに、それは背後へと消えていった。
さらに歩いていくとまたあたりは濃い闇に包まれる。
左右の板塀はコンクリートブロックに戻っており、はじめに小路に入ってきたときと同じような状況だ。
振り返ってももはや壊れた街は見えない。
それでもまだ進んでいくと、朱く染まった空が見える。
左右の壁は再び板塀に戻るが、先ほどよりやや年代が新しいように思えるだろう。

高橋半蔵:(江戸時代には遡らぬでござるか…)

二人は大河ドラマと生放送枠のために歩みを早めた。
槙島ナイト:クズwwwwwww

空の見える方向に近づくにつれて、二人はそれが夕焼けではないことに気が付く。
やがて目に入るのは昭和の街並みであるが、それらは炎を上げて燃えているのだ。
二人は平成生まれではあったが、それでも大正時代よりは分かりやすい。

高橋半蔵:そっか忍者も平成生まれだ…そうだな…。

上空を見上げれば煙の向こうに爆撃機が編隊を組んで飛んでいるのが見え、そこから爆弾や焼夷弾が落ちてきていることに気が付くだろう。
それは爆炎を上げ、家を炎に包んでいく。
街は悲鳴や慟哭で満ち、燃え盛る炎の熱で肌が焼けるように熱く、煙は二人の目を苛む。
進む二人の目の前を、火に包まれた人間が狂乱しながら走ってきて、二人の前に倒れ伏す。

槙島ナイト:「すっげー!!!!エアフォースワンだぜ半蔵!!!」
高橋半蔵:「えあふぉーすわん!?よくわからぬので忍者に例えてほしいでござる!!!」

誰もが悲鳴を上げていた。体から炎を上げていた。

KP:知ってるか…クトゥルフって…ホラーなんだぜ…。
槙島ナイト:wwww
KP:知識ロールどうぞ。
槙島ナイト:1D100=18 [成功]
高橋半蔵:1D100=78 [失敗]
槙島ナイト:よっしゃ!
高橋半蔵:ごめんな!!
KP:さすが、エアフォースワンが分からない半蔵。辻褄が合う。
槙島ナイト:エアフォースワンも間違ってるけどノリで分かった槙島!

槙島には、彼らを焼いたものが、第二次大戦で用いられたナパーム弾によるものであり、布で叩いたり水をかけたりしても消すことができない、ということがわかった。

KP:本当に槙島に分かるのか…?
槙島ナイト:わ、わかるのか…。
KP:目の前で凄惨な死を目撃した探索者は0/1D4のSANチェックです。
槙島ナイト:1D100=89 [失敗]
高橋半蔵:1D100=63 [失敗]
槙島ナイト:1D4=3 [SAN値:65→62]
高橋半蔵:1D4=1 [SAN値:55→54]
KP:やっと死体だって認識してくれたんだね…。特に槙島。

男は無感情に説明する。
仮面の男:「戦争ではまた多くの人が死んだ。政治、権益、あるいは威信。 そういうものの為にたくさんの犠牲が出た。
 亡霊が戦争の是非について語るのもおかしな話だが、うるさいので私は好きではないね。」

先ほどの崩れた街と同様、逃げ惑う人達に二人は見えていないように思えた。
二人は歩き続ける。
しかし、道の途中で倒れた女性が二人に声をかけてきた。
もんぺを着た彼女の半身は焼け爛れ、意識を辛うじて保っているような状態だ。
早急に手当てをしなければ死んでしまうだろう。

女性:「お願いです…北の…方にある…避難所に連れて行っては…くれませんか。」
槙島ナイト:「うわ…。」
女性:「もう…足が…動かなくて…。お願いです。」

女性は避難所のおおまかな位置だけ示して、そのまま意識を失ってぐったりする。非常に危険な状態だ。

高橋半蔵:「ううむ、これは…。しかしもうすぐ大河ドラマが始まってしまうでござる。」
槙島ナイト:北の避難所って、半蔵たちの進行方向にあります?
KP:いえ、道からは逸れますね。
槙島ナイト:むむ。
高橋半蔵:ふむむ。無視し続けているとなにも起こらない気もする。
槙島ナイト:それ。
KP:そうして終わるセッションもあるさ。
槙島ナイト:まじですか。
KP:今回はまごうことなきクズエンド感がすでにある。
高橋半蔵:wwwww
槙島ナイト:あるよ!!!
KP:もう二人に良心の呵責とか見えないもん。
槙島ナイト:「なあ、避難所ちょっと寄るくらいならよくね?
 もしかしたらトイレあるかもしれないし。おれ半蔵の膀胱が心配。」
高橋半蔵:「尿意ではござらんというのに…むむ、致し方ござらんのう、ちょっとだけですぞ。」
KP:>>心配なのは女性ではない<<
槙島ナイト:ツンデレ…と言ってもらおう。
高橋半蔵:ダシにされる半蔵の膀胱。
槙島ナイト:ごめんwww

二人は彼女を避難所に送ることにした。だが意識のない彼女を背負って移動する必要がある。
背は低くないが痩せている。緊急時ではないので、よほど非力な探索者でない限り問題なく背負う事が出来る。
KP:SIZは10です。どちらが背負いますか。
高橋半蔵:体力も体格も高い半蔵がやりましょうかの。
KP:槙島…小さいね…(SIZ:10)。
槙島ナイト:半蔵おねがいしたい!
高橋半蔵:「ではそれがしが背負うといたそう。」
槙島ナイト:「頼りになるぜ半蔵!」
仮面の男:「人助けか。趣味なのかね?」
槙島ナイト:「別に…トイレ目的だし…。」
高橋半蔵:「尿意ではござらんのだが、ついでということでござる。」

女性が教えた方へ行く直線コースには、炎が燃え盛っていた。道を大きく迂回すれば炎が避けられそうではある。
だが女性は早く連れていかねばならない容態である。
高橋半蔵:炎の燃え盛ってる範囲はどれくらいですか。走ればなんとかなりそう?
KP:道が燃えている、というよりは、左右の家が火災、という感じです。回避ロールで判定します。
槙島ナイト:ふむふむ。
高橋半蔵:半蔵の回避心許ない!避けたほうが無難かも!
KP:後者の迂回ルートは距離があり、時間もかかりそうであり、女性が持つかどうかは微妙である。
槙島ナイト:迂回ルート走っても微妙?
KP:半蔵、筋力はそこまでないからね…。女性を背負っては走れないかな…。
高橋半蔵:忍び頼りねえな…。
槙島ナイト:www
高橋半蔵:<応急手当>使って持つ時間を延ばしたりできますかね。
KP:少し延命されます。
槙島ナイト:火は消せないやつなんですよね
KP:もう崩れかかっている家を消す方法があれば、採用しますよ!その辺は!ロールプレイで!
高橋半蔵:家を消す…!!
槙島ナイト:ほう
高橋半蔵:では応急手当で少し延命を試みて迂回はどうでしょう?
槙島ナイト:さんせい~。生主に家は消せない…。
KP:ではどちらかが応急手当しますか?両方試します?ふたりとも初期値ですけども…。
高橋半蔵:どっちも成功率低いから二人がかりで…?
そういえば槙島くんはクリティカル貯金もある 今使わなくてもいいけども。
槙島ナイト:えっもっと槙島がやばくなったときにつかいたい。
高橋半蔵:OK!では普通に判定で!
KP:じゃあ応急手当振ってください。
槙島ナイト:1D100=69 [失敗]
高橋半蔵:1D100=6 [成功]
出ました!!
(編集注:回復値を振り忘れているが、シナリオ上必要なのは成功or失敗なので略。)
槙島ナイト:半蔵すげー!!!!!!!

二人は炎を避けながら、避難所を目指した。半蔵の応急手当で少しは呼吸がしっかりしたように思えたが、それでも長い道のり、女性の呼吸は少しずつ小さくなっていく。
KP:キーパーは何のダイスか探索者に教えずにダイスを振ることもあります。
今回は初心者なので、あえてお教えすると「女性が避難所まで生き残れるかのダイス」です。1D100=39
高橋半蔵:ふおお。
槙島ナイト:どきどき。

二人は避難所に到着した。
半蔵が背負っていた女性をそっと床に下ろすと、彼女はまだわずかに息をしていた。
高橋半蔵:やったあ!
槙島ナイト:きたーーー。
仮面の男:「君たちのような真面目で善良な人間もこの戦争で……先ほども同じことを言ったかな?満足したかね? 先を急ごう。」
槙島ナイト:「待って。トイレ。」
高橋半蔵:「尿意ではござらぬ…!!」
槙島ナイト:なんか落ちてたりしませんかね 使えそうなものとか。
KP:え、使えそうなトイレ?
槙島ナイト:避難所になんか落ちてないかなと。半蔵が手裏剣持ってるのがうらやましくて。
仮面の男:「過去の記憶を繰り返しているだけの場所だ。進めば消える。」
高橋半蔵:手裏剣使う機会を逃してるでござる。ニンニン。
KP:槙島もマイクとスマホ持ってるじゃないですか。
槙島ナイト: 「つまりトイレは幻か…仕方ないな、いこう。」
いざというときはスマホ投げる
高橋半蔵:「(ここで用を足したら尿はどこへ行くんでござろう)」
槙島ナイト:「尿意も幻さ…。」
KP:(というか、男なんだからその辺でしたらいいじゃない…)

二人は再び昏い路地へと戻った。
そこからまたしばらく歩いていくと、いくつか電柱の明かりが見える。
もしや、元の道に戻ったか、と空を見上げると白い月が見えるが、小路に入る前と月齢が違う。
周囲は現代的な建物に囲まれている。

高橋半蔵:ムムッ。
槙島ナイト:「江戸時代こねーなあ」
高橋半蔵:「戦国時代でもいいんでござるがなあ」

さらに歩いていくと、前方に二つの人影が見える。
近づくと、それは若い女性と刃物を持った男性だった。
槙島ナイト:修羅場…!!
高橋半蔵:アヒイ!

さらに歩いていくと、前方に二つの人影が見える。
近づくと、それは若い女性と刃物を持った男性だった。
女性はひどく怯えている。
手前の男は黒いジャージに身を包んでおり、右手にはナイフを持っている。興奮しており、今にも女性に襲い掛からんばかりである。
女性は絞り出すような声で助けて、助けてと繰り返している。
背後はどうやら行き止まりになっており、逃げたくても逃げられないようだ。
背後から付いてくるだけの仮面の男が冷静に解説した。

仮面の男:「こういう事もしばしばあった。この場所に来たからそういう心持になるのか、そういう人間がこの場所に引き寄せられるのかは、判らないがね。」
高橋半蔵:刃物を持った男に手裏剣投げていい?
槙島ナイト:それをスマホで撮っていい?
高橋半蔵:い、いいよ!?
KP:まさかのー。 では戦闘に入ります。
高橋半蔵:イエーイ!!
槙島ナイト:半蔵が生き生きしている・・・!!
KP:ただし男はこちらに後ろを向いているので、手裏剣は先制攻撃になります。
投擲が100なんですが、これは戦闘に使う用の「投げる」ではないんだけど…どうしよう。
(編集中:戦闘でも使う投げた時の当たり判定用の技能です)
槙島ナイト:あっ違うんだ。
KP:ええと、投げよう!投擲の成功率が100なので、ダメージ1D2+1/2dbです。
ダメージボーナス0ですので、1D2です!(つまり殴ったほうが強い)
槙島ナイト:wwww
高橋半蔵:はい!!
槙島ナイト:槙島録画開始します。
高橋半蔵:1D2=1
弱い!!!
KP:強襲なので、男は回避できません。ダメージ1。
ここからDEX順の普通の戦闘になります。もちろん槙島も巻き込まれます。
槙島ナイト:「半蔵!!ちゃんと首に刺せよお!(●REC)」
高橋半蔵:「みやげものなので刃はついておらぬでござるう!」
槙島ナイト:みやげものなのかよwww
高橋半蔵:うーん殴ったほうが強いんだよな…ww
KP:半蔵→槙島→刃物の男の順です。
槙島はスマホ録画を続けるなら、攻撃は不可能です。
槙島ナイト:スマホで殴れます?普通に殴った方がつよい?
KP:えっ、スマホで…。そのスマホ割れてないなら、えーと、普通の攻撃力と変わらないですね。
槙島ナイト:そっか。
高橋半蔵:『目を狙って行動力を落とす』とかアリ?
KP:本来は、その目を狙う、のに当たるかどうかが投擲だったりするんだけど、ありですね。ただ今度は回避入りますが。
槙島ナイト:あのー。女の人襲ってるのを半蔵が助けようとしたところが録画されてるんですけど、これで男を言いくるめられませんかね。
出るとこ出るよ的な。
高橋半蔵:おお!
KP:行動順にそれをするのも自由です。
高橋半蔵:半蔵は言いくるめ持ってるから、半蔵がやってもいいかも。
槙島ナイト:半蔵がだめだったら、クリティカルで槙島がもっかいやろう!
KP:初心者サービスとして「過去の記憶を繰り返しているだけの場所」「男はひどく興奮している」という過去ログをおいておきます。
槙島ナイト:だめなやつ~~~!!わーん。
高橋半蔵:あー!!いいと思ったのだけど!
KP:ここが特殊な場所じゃなかったら非常にいいアイデアだと思います!!
槙島ナイト:くそー次回こそ。
「あとで犯罪者と忍者の戦いってことでニコ動に上げて再生数稼ぐわ。やっちまえ半蔵!」
高橋半蔵:「それ、それがしも警察のお世話になるんではござらんかな!!?」
槙島ナイト:「覆面してるから平気っしょ!」
KP:えっ、普段から覆面してるの!?コンビニ店員が!?
高橋半蔵:忍びの嗜みでござる!
KP:忍びの嗜み。
槙島ナイト:たしなみ…。
高橋半蔵:では手裏剣で男の目を狙います。
KP:投擲100なので、攻撃判定に成功したことにします。うーん、極振り。
高橋半蔵:イエイ!
槙島ナイト:すごいwww
KP:男はさすがに回避します。 1D100=14 [成功]
うわ、成功した。
槙島ナイト:「半蔵コラーーーッ」
高橋半蔵:「すまぬでござるう!」
槙島ナイト:スマホマンだから槙島ほんとなんもできないよ!?
手を狙ってナイフ叩き落とすとかできます?
高橋半蔵:最初の投擲でそれをやるんだったと今思っている。ごめん…。
槙島ナイト:wwww
KP:ありですね。受け流されると危ない気がするけど。
槙島ナイト:もういちかばちかでやるしかないスマホマン。 録画やめて手を狙って攻撃しましゅ。
KP:あとCoCは拳よりキックが強く、キックよりこぶしが成功率が高いです。
槙島ナイト:こぶしで!
KP:戦闘は、半蔵に任せておけばいいじゃない!
槙島ナイト:まじで。
高橋半蔵:半蔵は投げれば当たるだけでそんなに強くない! しかも当たらなかった!
KP:いや、割とクズっぽいキャラだったから…いきなり真面目になったなって…。余計な口出しを…。
槙島ナイト:いや、録画に夢中で近寄りすぎて逃げられないのかとおもってた。
KP:録画しながらはさすがに逃げられないけど、録画をやめて回避に専念するとか、録画をやめて半蔵をおいて逃げるとかはできるよ。
槙島ナイト:じゃあ再生数稼げそうなので、肩越しにスマホ後ろに掲げながら逃げていっすかね。
高橋半蔵:ひどいぜ!!
KP:えっ、びっくりするほどクズ…。
槙島ナイト:くっ…生主的に辛い決断…。
高橋半蔵:槙島どのー!!!
KP:録画だったら生主じゃなくて、もはやyoutuberだよね!?
高橋半蔵:ハイブリッドタイプ コミュニティ限定動画もながすよ!
KP:本当に二人は仲が良いんだろうか…。
じゃあ、槙島は距離を取る、という行動でいいかな。
槙島ナイト:回避低いからなあ。壁上って安全なところに行くじゃだめかな。へいのうえ。
高橋半蔵:へいのうえにいる
KP:壁を登るなら登攀に成功してください。
槙島ナイト:はい! 録画辞めて登攀します。
KP:あと男に背中を向けるので、その場で登るなら1ターン無防備になります。
槙島ナイト:ひえ!?
KP:お前が消えて喜ぶものに、お前の背中を預けるなー。
槙島ナイト:てことは…?敵の攻撃をもろにうける?
KP:いや、まあその場で壁を登り始めたら、普通は格好の餌食だと思うよね…?
距離を取る→半蔵をオトリにする→壁を登る なら安全かな。
槙島ナイト:距離をとります(キリッ
高橋半蔵:壁を登ってる槙島を狙っている男になら回避判定なしで手裏剣が当たる…?
槙島ナイト:クズすぎるコンビww
高橋半蔵:ギャース。
槙島ナイト:その作戦が行けるなら壁のぼります。
KP:槙島が男をひきつける宣言をして、登攀をするならその作戦行けることにします。
ただし登攀に失敗すると登れないし、無防備。
ターンの頭に半蔵が待機宣言をして、槙島が登攀開始、男が攻撃、それで半蔵が男に攻撃できる。
※ただし槙島が無事かは分からない
槙島ナイト:クリティカル貯金使えたら無事になります?
KP:うっ。
槙島ナイト:わくわく。
KP:登攀成功に使う?男からの攻撃を受けない幸運の方に使う?
槙島ナイト:幸運の方に使う。そして半蔵の命中力に期待する
高橋半蔵:半蔵は今度こそ手を狙って武器を落とそうかな。
KP:まとめると、次のターンで1番目の半蔵は様子見→2番目の槙島が登攀→3番目の男が槙島を攻撃(回避はできないが、クリティカル貯金により幸運にも回避できることとする)→半蔵が男の手を狙って攻撃。
登攀成功するかは次のターンで判定になります。
槙島ナイト:はーい!!!
KP:そして聞き忘れましたが、手裏剣の所持数は無限大ダメなので、残数を教えてください。
高橋半蔵:10個セットで買ったので残り9個!!
KP:…10個OKです。
まだ1ターン目なんだよなぁ。じゃあ、男のターンね。
偶数で槙島、奇数で半蔵を攻撃。1D4=3 [半蔵]
槙島ナイト:「あっちいけよお!」
高橋半蔵:「ギャーこっちきたでござる!」
KP:半蔵に向かって持っているナイフで攻撃。
槙島ナイト:「やったぜ!!いや逃げろ半蔵!」
KP:1D100=49 [失敗]
ナイフは当たらなかった。
高橋半蔵:やった!!
槙島ナイト:いえええええい。
KP:2ターン目に突入します。
高橋半蔵:ではまず半蔵は待機で!
KP:はい。槙島の番。
槙島ナイト:のぼりまーす。
KP:槙島の無防備な背中に男が迫ります。
ナイフで攻撃。1D100=94 [失敗]
>>避けるまでもない<<
槙島ナイト:おおお
高橋半蔵:わあお!!
では半蔵は、男の武器を持っている手を狙って手裏剣を投擲!
KP:命中確定。ダメージ1D2をどうぞ。
槙島ナイト:いけいけ半蔵。
高橋半蔵:1D2=2
KP:おお、男はおもわずナイフを落としました。
3ターン目。半蔵の番。
高橋半蔵:ちなみに落としたナイフの確保には判定いります?
KP:1行動になりますね。
判定はいりません。あえていうなら男とのDEX対抗だけど、もう半蔵の番なので。
高橋半蔵:槙島くんは壁登ってる最中だから半蔵がやるっきゃないか。
槙島ナイト:のぼらずに確保すればよかった…。なんでのぼってんだ槙島…。
KP:囮では…。
槙島ナイト:待機でもおとりになったなっておもった。
高橋半蔵:ナイス囮でござったぞ槙島どの!
槙島ナイト:半蔵はやさしいなぁ・・・!!
高橋半蔵:ではナイフを確保します!
KP:半蔵はナイフを確保。男との距離が近づいたので、手裏剣が使えなくなります。
槙島の番。
槙島ナイト:ほい。のぼり判定?
KP:そうですね。登攀判定。40未満で成功。
槙島ナイト:1D100=97 [失敗・ファンブル]
KP:ファンブル!!
高橋半蔵:アチャー。
槙島ナイト:槙島よお…。
KP:槙島は壁に登れず、空を切った手のその姿勢のまま地面に落ちた。HPマイナス1です。
槙島ナイト: ぎゃーーーっ。
「腰うった!」
高橋半蔵:「槙島どのー!!ドンマイでござる!」
KP:槙島の残りHP10。
槙島ナイト:「うおおお腰があああ」
KP:HPは2で意識不明ね。
槙島ナイト:やばい…半蔵におんぶされるしかない…。
KP:男の番。1D4=3 半蔵をこぶしで攻撃。
1D100=8 [成功]
1D3=3 [ダメージ3]
高橋半蔵:ウワアッ。
KP:半蔵の残りHP13。
4ターン目。半蔵の番。
高橋半蔵:「ヌウン、まだまだでござる…!」
そういえば最初に襲われてた女性はまだそこにいますか
KP:いますが、男の攻撃対象は完全に二人になっています。
高橋半蔵:逃げろと促すのも1行動かな。
KP:声を出すくらいなら大丈夫だけど、女性は恐怖で身動きがとれない状態、だよ。
高橋半蔵:では放っておくしかないでござるな!投擲を使うにも、1行動で距離を取る、かな。
KP:頑なに投擲だね!?手にはナイフあるのに。
高橋半蔵:成功率の問題でさあ…!W
槙島ナイト:槙島が男に組み付いて半蔵に刺してもらったら殺せる?
KP:うわ、サイコパス。
高橋半蔵:槙島どの!!
槙島ナイト:なんでや!ころさなきゃ!
KP:組み付きに成功すれば動きを封じられるので…うん、刺しどころが良ければor数ターン組み付きに成功し続ければいいかな。
高橋半蔵:なるほど、刺しどころが悪いと数ターン刺し続けることに…。
槙島ナイト:ムリだな。槙島は足手まといです…。
高橋半蔵:では半蔵はナイフで攻撃するでござる。
KP:壁の上にいれば、無条件組み付き成功もできたかもね…。
槙島ナイト:くsっそおおおおおおおお
高橋半蔵:アワワワワ
槙島ナイト:「がんばれ半蔵!殺せー!」
KP:ナイフの命中率は25です。
高橋半蔵:1D100=5 [成功・クリティカル]
!!! 5です!
槙島ナイト:おおおおおおおおお
KP:クリティカルや!!!!
高橋半蔵:忍び本気見せた!!
KP:クリティカル報酬として男は回避行動を取れなかったことになります。
ダメージは1D4+2。
高橋半蔵:1D4=1。
よって3かな。
KP:男へのダメージ3。
槙島の番。
槙島ナイト:うーん。逃げていいかな。
高橋半蔵:槙島どのー!!
KP:逃げる、でいい?
槙島ナイト:目つぶしこぶしってできるんでしたっけ。
KP:命中率下げてもいいなら…。
男はだいぶ弱ってきてるので、命中率-10で目潰し行けます。
槙島ナイト:まじすか。
高橋半蔵:ワアイ。
槙島ナイト:壁から落ちて頭に血がのぼってるので、普通に殴りにいきたい槙島。
KP:えええええ、そっちに怒ってるのかよ!!槙島どうしたの!?6つ子の7男なの!?
槙島ナイト:「俺が落ちたのはそもそもお前が迫ってきたせい!!」
高橋半蔵:6つ子の7男wwwwwww
槙島ナイト:いきます! とどめは半蔵に任せたい!
その血を吸ったナイフで!!!
高橋半蔵:相手もHP2になれば行動不能だよね!?殺さなくてもいいよね!?
KP:2で行動不能だけど、どうしても殺したいなら…。
槙島ナイト:アッソウナノ。じゃあ目つぶし!
KP:じゃあ、槙島のこぶし50-10=40と1D100で判定で。
槙島ナイト:1D100=50 [失敗]。
「わああああああ(園児パンチ)」
ちくしょう!槙島!お前何なんだよ!
KP:クズ…かな。
槙島ナイト:せやな…。
KP:男の番行きますね。
1D4=4 なので、槙島をこぶしで攻撃。
槙島ナイト:「もうやだー」
高橋半蔵:「ファイトでござる!!」
KP:1D100=25 [成功]。
1D3=2 [ダメージ2]
槙島ナイト:いたーい!!
高橋半蔵:「ドンマイでござる!!」
KP:槙島のHPが夢の一桁に。HP:8。
槙島ナイト:槙島何一ついいとこない…。
高橋半蔵:さっき囮になってくれたではござらぬか。
KP:大丈夫槙島、戦闘中に応急手当してもいいのよ…。
槙島ナイト:まじでか!
KP:5ターン目。半蔵の番。
高橋半蔵:では半蔵はもう一回ナイフで攻撃。
1D100=44 [失敗]。
あー。
KP:槙島の番。
いけー、もう倒そうー。
槙島ナイト:園児パンチいきます。
KP:部位狙いじゃなければ命中率50のままだよ。
高橋半蔵:まだ殴り返されてもいける!がんばれ!
槙島ナイト:ふつうにぱんち。
1D100=25 [成功]。
1D3=3 [ダメージ3]
高橋半蔵:やった!!
槙島ナイト:おおお?

槙島の渾身の戦闘で最初に当たった気がする一撃が男を捉えた。 男はその場に崩れて動かなくなった。

高橋半蔵:「槙島どのー!あっぱれでござる!!!」
槙島ナイト:「ウェエエエエエエイ!!!!!」
KP:戦闘終了、お疲れ様です。
槙島ナイト:ひーーー。
KP:と、ここでふたりとも聞き耳。
高橋半蔵:1D100=74 [成功]
槙島ナイト:1D100=64 [失敗]

半蔵は後ろから誰かが走ってくるのに気がついて振り返ったナイフの男とは別の男性だ。
その顔を見た時に、何か、何かデジャブのようなものを感じたが、それに反応する前に、男は怯えた女性を抱きしめた。

高橋半蔵:おおっ。
槙島ナイト:デジャブとな…。

そして女性を落ち着かせると、倒れた男と二人を見比べる。
何かを察したように二人に「ありがとうございます」と礼をして去って行った。

KP:ここでふたりともアイデア。半蔵はプラス10で。
高橋半蔵:1D100=28 [成功]
槙島ナイト:1D100=8 [成功]
KP:ふたりとも、去っていった男が、ずっと後ろを付いてくる仮面の男の声と似ていると思った。
槙島ナイト:おお。
高橋半蔵:ヌヌッ。

仮面の男は「満足したかね? 先を急ごう」と、先ほどと同じように言った。
二人が去っていった男と仮面の男を見比べていることに気づいているようではあった。

槙島ナイト:はいはいはい ききたい!
高橋半蔵:聞きましょう!
槙島ナイト:というかもう仮面取ってほしいっていいたい!
仮面の男:「あいにく、生前の事はあまり覚えていない。
 もうそれほど先は長くない。進みたまえ。」
槙島ナイト:無理矢理仮面とるのはだめ?
高橋半蔵:槙島どの天真爛漫!
槙島ナイト:テッヘ
KP:DEX対抗してみる?
槙島ナイト:危害がないならしてみたい!
KP:そこはノーコメントで。
槙島ナイト:うう。やるぜ。
高橋半蔵:やるのか!

気が付くと行き止まりかと思われていた場所に道が続いていた。
仮面の男は先を促す。

槙島ナイト:「おっさんさー 仮面の下どうなってるの?」
仮面の男:「私は無念や怨念が自然と集まって凝り固まったものと同じようなものさ」
高橋半蔵:「ちなみにそれがしの覆面の下は忍びの秘密でござる」
槙島ナイト:「(飲み会のとき見た)」
KP:(コンビニでは素顔なのでは)
高橋半蔵:(コンビニでは素顔です)
槙島ナイト:「ちょっと見せてよ!」
すげーやばいのが見える気がする。SAN値減りそう。
でもモブ力高めだからつっかかるぜ槙島。
高橋半蔵:アグレッシブ槙島どの!
KP:じゃあDEX対抗ロール。まあ、つまり1D100を振ってくれ。
槙島ナイト:1D100=54
KP:男は槙島の伸ばした手をさらりと避けた。
槙島ナイト:きーっ。
KP:そもそも槙島は背が低い。
高橋半蔵:アアン。
槙島ナイト:きーーーーーっ。
高橋半蔵:男は高いんだっけ。
KP:男は男性としては高めな、そう、先程の男性と同じくらいの背格好だ。
槙島ナイト:「チェッ なんだよ!」
高橋半蔵:「はっはっは、忍びの面を軽々しく取るものではないでござるぞ槙島どの」
(半蔵叩いて先に行く槙島)
KP:槙島ちょっと中学生くらいの身長だからな…。
槙島ナイト:ちっちゃすぎない!?
そこ判定かかわるんだ。
KP:アメリカのゲームだから、アメリカ人の成人基準かもしれないけど、160~165だった。
でもそうすると13という普通の数値の半蔵が175~180になっちゃうから、日本人的にはもう少し小さめかも。
高橋半蔵:なるほど、半蔵は普通。
槙島ナイト:半蔵め…。

二人はまた闇が立ち込める路地を歩いていた。今度はずいぶんと長い時間歩かされる。 疲れを感じ始めたころ、前方に光が見える。
先ほどと同じ電灯に見えるが、そこからは新鮮な空気が流れ込んできていた。二人はようやく出口か…と安堵を覚える。

高橋半蔵:おおお。

その瞬間、背後にただならぬ気配を感じて振り返った。
同じように仮面の男も後ろを振り返ってこうつぶやく。
「……見つかったな。運の悪いことだ」
背後を見ると、大量の亡霊がこちらに迫ってくるのが見える。

槙島ナイト:ひえええ
高橋半蔵:ギャーー

それは遠目から見れば半透明の塊。しかし少し目を凝らせば、それが人間の姿をしていることに気が付くだろう。
半ば崩れ、半ば融合し、凝り固まり、蠢きながら、二人に迫ってくる。
怨嗟、呪詛、慟哭。そして身も凍るような冷たい気配。
亡霊の群れは仲間を欲し、生者である二人を引きずり込もうとしているのだ。

KP:寒々とした死の恐怖にさらされた二人は1/1D8のSANチェックだ!
槙島ナイト:1D100=5 [成功]
高橋半蔵:1D100=56 [失敗]
1D8=1
KP:すごい。
高橋半蔵:クズたちメンタル強いぞ!!
KP:半蔵のSAN値が54→53。
槙島のSAN値が64→63。

亡霊たちが迫ると男は後ろを向いて探索者達に逃げるように言う。

槙島ナイト:「言われなくても逃げるよお!」

仮面の男の傍らには、探索者達が今までに助けた、モンペ姿の女性、長髪の女性が付き従っている。

槙島ナイト:まじかよ。
高橋半蔵:おお!!!
槙島ナイト:トイレ探しに行って正解だったな。
高橋半蔵:いいことはするもんでござるな
仮面の男:「あの光の方向に向かえば君たちは元の世界へ帰ることができる。
 私がここを食い止めておくから、君たちは先に行きたまえ。
 さらばだ、虚ろならぬ人よ。せめて君たちの前途に幸多からんことを、この路地から祈らせてもらおう」
高橋半蔵:「か…かたじけない!!!」
槙島ナイト:「サンキューオッサン!」
KP:亡霊とのDEX対抗ロール入ります!
ここが最後のふんばりどころだ!
高橋半蔵:ワー生きて帰るぞ!!!
槙島ナイト:うう。
高橋半蔵:1D100=44
槙島ナイト:1D100=80
ふぁーーーーー。
高橋半蔵:槙島どのーー。
KP:ふたりとも成功!!!
槙島ナイト:イヤッホオオオオオオオオオオオオオオオウ
高橋半蔵:わーーーーい!!!!!!

光は遠く、肺は焼け、心臓は早鐘の様に打っている。
しかし亡霊の群れに追いつかれる直前の所で、その存在感が消えたことに気が付く。
周囲を見ればそこは見覚えのある路地であり、頼りない光ではあるものの電灯がコンクリートを照らしている。
不穏な気配はすでになく、二人は荒い息をしながらも足を止めるだろう。
走ってきた方向を振り返ってもそこにはコンクリートブロックの壁があるだけであり、小路はない。
二人は日常に帰ることができるだろう。

槙島ナイト:あれ、いきのびた?クズどもいきのびた?
高橋半蔵:い、生きて帰れた…!!!

しかし自分たちの身近には相変わらず不穏な闇が蠢いており、人は自分が思っているよりも簡単にその境界を越えてしまうのだということを実感した。
そして再びそのような目に合う事はないとは言い切れないということも。
とはいえ無事幽世から戻ってくることが出来た二人はある種の安堵を覚えるだろう。
-end-



KP:お疲れ様です。シナリオ「虚ろの小路」クリアです。
槙島ナイト:やったーーーーーーーーーー
高橋半蔵:「ああ…!!! もう大河ドラマの再放送に間に合わないでござる…!!!」
やったー!!!生きてクリアできた!!
槙島ナイト:「枠も間に合わないよ!!!しょうがないから忍者vs殺人鬼アップすっか~」

空を見上げると月の位置は変わっておらず、二人の歩いてきた道と時間はどこに消えたのか。
槙島がスマホを確認しても、そこには今時目にしたことのない若者も少なくないであろう、砂嵐が映っていた。



なおと:あっ時間経ってないのかw
ぶしー:砂嵐…。
なおと:おお…。
KP:平成生まれは砂嵐知らぬやもしれぬ。
なおと:なにはともあれ大河には間に合うので一安心!
ぶしー:枠は間に合うけど録画だめだったからがっかり槙島。
KP:槙島ーーーーー!!お前!6つ子の8男!!!
ぶしー:増えたwww
なおと:6つ子増えてるwwwww
KP:神松がいたなって思って…。
ぶしー:いたww
なおと:槙松。
ぶしー:どうしよう生き延びてしまった。 こんなクソステータスで…。

忍者と生主の一夜の物語。終幕。

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