【MMD講座?】dAで配布されているモデルDLしたいけど各規約を守りたい人向け

この記事は、最近、
「deviantART」(通称:dA)のMMD配布物をもらってくる、ということについて、
不安な感じの人を時々見るので、自分の観測範囲での情報共有的に書いたものです。

【注意】
この記事には、私個人目線からの偏見も含まれています。
何が真実かはご自身で判断なさいますよう、お願いします。

「この記事を見て信じたのに、規約違反モデルだった」等の苦情は承りません。
DLも、その他の利用も自己責任でお願いします。

(超意訳:私が書いてたからどうのじゃなくて、自分で考えろ!)



ダブスタとかそういう話をしたいのではなく、
自分内コンプライアンスに基づいて注意したい人向けなので、
著作権がどうのこうのという観点から良い悪いの話はしない。

大前提として、個人的には、英語が読めない人は、
英語で説明が書かれているモデルを、安易にDLしない方がいいと思う。

もちろんdAにもフルスクラッチモデルを作って、普通に配布している人もいる。
(フルスクラッチ=改造やパーツ流用ではなく、全て自分で作る)
ただし、そうでないモデルが圧倒的に多い(個人感覚)。

ポリ割を比較できればすぐ分かる(ポリゴンの形や、頂点の位置が同じ)なんですが、
下記に書いてある二つのモデルは、その比較をすることがほぼ無理なので、
その辺は横において話をします。


【気をつけるポイント1】 ■リッピングモデル
日本語では別名「ぶっこ抜きモデル」。
モデルとして配布されていない、パッケージウェアから、モデルデータを特殊ツールで抜き出したもの。
なので「ぶっこ抜き」(もしくは「引っこ抜き」)。
Ripping→動詞Rip=剥ぎ取る。

映像作品などは、
レンダリングされている(=モデルデータが入っていない)ので、
リアルタイムレンダリングが行われているゲームからのリッピングがメイン。
通常ゲームは、そのハード内でしか動かないような仕様にしてあるが、
それを抜き出して、コンバート(変換)して、MMD用仕様にしてある。

極稀に、ゲームによっては、公式がデータの変換を条件付きで許可しているものもある。
(例:3Dカスタム少女(注:18禁ゲーム))
この場合はリッピングモデルとは日本では言われてないと思う。

リッピングモデルと一緒に使用することを禁止しているモデルもあります。
リッピングモデルを使用すること自体の是非は、ここでは論じません。

見分けるポイントとしては、
・説明文に「Ripping」「Ripped」「Convert」「Converted」等の文字がある。
 ただし「Convert」は自作モデルをMMD仕様に変換する際にも使うので、必ずしもリッピングモデルとは限らない。
 (.blend→.pmxの書き出しもconvert)
・ポリゴンの作りがローポリゴン(またはハイポリゴン)で線がきれい。
 (ただ単に上手なだけの可能性もある)
・テクスチャが複数枚ではなく出来る限りギュッと一枚に詰め込まれている。
 (多分これが一番の目安。ただプロが趣味で作ってる場合もある)
・そのゲーム内のモデルと見比べてみて、特徴的な部位(髪の毛のカーブなど)が一致している。

確実に分かる方法はないです。
たまたま似ている、ゲームのモデルをガン見して作った、などあります。
疑わしいのは使いたくない、という人への目安。

・その人の他の画像を見て、「WIP」という説明文のモデル画像があるか確認する。
 WIP = Work in Progress = 進行中の作業(作業進捗)
モデリング途中の画像があれば、リッピングしてきたんじゃない可能性が高いわけです。
顔のポリゴンが徐々にブラッシュアップされていく様子や、洋服の細かいパーツを付ける前のモデル、
「細かいパーツできました!」という途中経過があれば、比較的「本人が作った」という信憑性はあります。



【気をつけるポイント2】 ■キメラモデル
バラバラの製作者が作ったパーツを組み合わせたモデルを、ここではキメラモデルと呼びます。
これは出来の良し悪しに関係ないです。
適当な言葉が思い浮かばなかったので…。

dAはユーザーがDLしてきたモデルを、
顔、目、髪、上着、スカート、ズボン、コート、腕など、
パーツごとに分解して、分類して再配布する人たちがいます。
それをDLしてきて、オンラインゲームのアバターを作る感覚で、
顔の輪郭はこれ、目はこれ、髪はこれ、という風に組み立てて、
モデルを作成、そして配布する人たちもいます。

これは規約で許可されているモデルもあります。
パーツ利用再配布可のモデル、ありますよね。
また、それを利用したモデルの配布を前提とした、衣装や小物の配布もあります。
(もちろんそうでないものもありますが)

日本のコミュニティでは、それらを集めてきて、パーツを取って組み立てて、
一体のモデルにして再配布するところまでを一人でやる、というのが一般的だと思います。

dAでは他人の配布しているモデルのパーツのみを配っている人たちがいる、ということです。
「自作ではなく、他人のモデルのパーツ」というのがミソで、
元のモデルの利用規約も入っていなければ、元のモデルが何のモデルかも分からなくなっています。
「ロングヘア詰め合わせ」とかになっています。

これでは、元のモデルが再配布可なのか不可なのか、こちら側では判断が付きません。
そして、大体の場合、パーツ分解配布者は、「credit me」(私の名前を説明文に書いてね)と書いてあります。

そのパーツを組み合わせて作ったモデルにあるクレジットは、パーツ配布者のみ(であることが多い)です。

たとえば
顔:A式モデル
髪:B式モデル
服:C式モデル
靴:D式モデル
だったとしても、
Fさんが「顔詰め合わせ」としてA式を含めてzipを配布。
Gさんが「髪詰め合わせ」としてB式を含めてzipを配布。
Hさんが「衣装詰め合わせ」としてC式とD式を含めたzipを配布。

それをIさんがDLして組み立てたモデルには、
顔:Fさん
髪:Gさん
服、靴:Hさん
というクレジットが付きます。
何故なら元のモデルが分からないから。
この時点でIさんは、Fさん、Gさん、Hさんが、それぞれ自作したパーツを配っていると思っている可能性もあります。

そしてIさんが完成したモデルを配布する時は「credit me」。
そのモデルをDLして使用する人は
モデル:Iさん
とクレジットされる訳です。

もちろん、Iさんが配布しているモデルが、A,B,C,Dのどの規約にも反していない場合もあります。
ただし、ほとんどの場合、それを辿る方法はないです。
一度辿ろうとしてみたことはありますが、パーツ分解されて配布されている時点で無理でした。

キメラモデルの特徴は、
・必要のないボーンや剛体が存在する。
・同名ボーンが複数存在したり、表示枠にたくさん入っていたりする。
・必要のないテクスチャ、使っていないのに描かれているテクスチャが存在する。
・モデル全体に統一感がない。
なんですけど、
これってフルスクラッチでも製作途中のモデルにも言えるし、規約遵守していても、こうなる可能性はあるんですよね。
実際、謎の剛体やボーンが残っている改造モデル(利用規約順守は自分的には確認済)は見たことがあります。

あえて判断基準とするなら、
・使っているモデルの利用規約を同梱してある。
・使っているモデルの元のモデルが明記してある。
くらいなので、不安なら使うのはやめよう!としか言えない。



【気をつけるポイント3】 ■偽言配布
・自分が作った訳じゃないのに、自分が作ったと言って配布する。
・許可をもらって配布していますと偽って配布する。
・ニコ動の○○のdAアカウントです、となりすまして配布する。
別にこれは、dAに限った話じゃない。
故意に利用規約が抜かれていたりする場合もある。
ウイルスが入ってることもあるので気をつけよう。


あとは故意に再配布してるのは分かりやすいと思うので、
気づかないで使ってしまいそうなのは上の3点だと思います。

dAで特徴的なのはパーツ分類再配布だと思います。
そしてdAに限らず、どこでも、
「これなら絶対にフルスクラッチ」「必ず安心なモデル」
という保証はどこにもないですし、
「絶対に黒」とは元の製作者自身以外は言い切れないと思います。
(そして製作者が言っていたとしても、本当にそうかは周りは分からない)


逆に言うと、自分が誤解されないためには、WIPを上げておくといいっていうのはあるかもしれないです。
途中経過を上げたくない人は、アップしなくても、スクショを取っておくとか。
(別にやれっていうわけじゃなくて、そういうのもあるよっていうだけ)

あくまで参考になればと思い書きました。
諸々は、ご自身の判断で。

良いMMDライフを。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

のののP

Author:のののP
絵描いたり動画作ったり歌ったり3Dモデリングしたりゲームしたり。

■ニコ動
mylist/2325248
■youtube
nononoP00
■Pixiv
id=141058
■連絡
opm_niconico○yahoo.co.jp
○→@

MMD配布系まとめ
PMDE講座まとめ
blender tips

配布物以外の無断使用禁止。

商用利用、商業依頼については上記連絡先までメール下さい。

カテゴリー
アーカイブ
ブログ内検索
リンク
RSSフィード