【PMDE講座】捩りボーンの軸が狂っていた時の対処法

モデラー(というか主に私)はモデリングとセットアップにいっぱいいっぱいになってて、
ボーン等のチェックができてない時があります。
で、私のモデルでしょっちゅう不具合が出てるのが捩りボーン。

捩りボーンとは、
腕の中間で、回転度合いをスムーズに変更し、腕の方向の軸に沿ってだけ回転することで、
基本構造だけではどうしても捻じ切れてしまうポーズを取らせることが可能になるリグです。

人間の肘から先の、骨が二本入っていてそれぞれが回転することで手先を捻ることができる仕組みを、
3Dで解決しようとした策のひとつですね。


先ほども書きましたが「腕の方向の軸に沿ってだけ回転する」ことが重要なのですが、
(そうじゃないと、腕の途中で腕が折れるから)
これが、何故か時々狂います。
手握り・拡散ボーン追加プラグインのページに、
>腕やひじに捻りボーンがあると捻りボーンの軸制限の値がおかしくなります。
って書いてあるので、これが原因な気もするんですが、
入れた後に直しても、軸が狂ってることがある気がするんですよね…。
もしかしてPMDEで開くたびに変わっちゃう?
(PMXEで編集するようにしたら、狂わなくなった気がします)

ということで、
モデラーのいつになるか分からないアプデなんて待ってられない!自分で修正しちゃう!という人、
もしくは、モデル改造したら捩りボーンがおかしくなっちゃった!という人への修正方法です。
必要な人が修正してもらえたら私もアプデ焦らなくて良いので気が楽っていうか…

1. モデルをコピー&リネーム。
配布モデルをなくしてしまうのは失敗した時等非常に危険です。
元モデルは必ずそのまま残しておきましょう。
「元モデル名_捩り修正.pmx」とかにしておくと分かりやすい。

2. モデルをPMDE/PMXEで開く。
タブがたくさん並んでいますので、そこからボーンタブを選択します。
nnn0569.jpg


3. 捻りボーンを選択。
ボーンの中から、まず「腕捩り」を見つけましょう。
左右ありますが、どちらからやっても問題なし。
(別に手捩りからやってもいいですけども)
「腕捩り」はこういう感じの画面になっています。
nnn0570.jpg

設定項目がたくさんありますが、いじるのは、
・表示先
・軸制限
の2つです。
後を下手にいじるとおかしくなることがあるので、
よくわからない人はやめた方が無難です。

4. 表示先を変更する。
現在捻りボーンは「相対」にチェックが入っていると思います。
「ボーン」の右側にある「<<」というボタンを押すと、
自分を親ボーンにしているボーンが自動で入ります。
(ただし複数のボーンに親にされてるとダメ)
nnn0571.jpg
Pmd/Pmx Viewで見ると、表示先を変更するとこう。
nnn0572.jpg

5. 軸制限を変更する。
表示先が相対から、ひじボーンになったところで、
軸制限の数字の横の「>」のボタンを押します。
これは表示先に向かって伸びるボーンの軸を自動的に入力してくれます。
この時「軸制限」のボタンを押すと、軸制限が解除されてしまうので注意。

6. 表示先を戻す。
これ表示先設定したままじゃダメなのかなって思うんですが、
一応元の状態に戻しておきます。
「相対」にチェックを入れればOK。


3-6の手順を、
左腕捩り、右腕捩り、左手捻り、右手捩りそれぞれに繰り返すだけです。


7. 動作確認。
TransformViewで確認してみます。
MMDと画面違いますが、基本はボーンを選択して、操作の回転のところをドラッグするので一緒。
(下のはPMX Edito r0.2.6.1のもので、PMDEとは少し違いますが基本は一緒)
nnn0576.jpg

捩りボーンを回してみて、ちゃんと腕を軸にして回りますか?
回り方がおかしい場合は設定をミスっています。

8. 保存。
終わったら忘れずに保存しましょう!
元のモデルに上書きしないように気をつけてね。

また、PMDEのバージョンによるのかもしれませんが、
PMDEで開くたびに捩りボーンの制限軸が狂ったりする場合がありました。
これを何度も今の手順を繰り返すのはめんどうなので、
今回だけで済むようにしてしまいましょう。

ボーンタブから、ctrl+左クリックで、
「左腕捩り」「右腕捩り」「左手捩り」「右手捩り」を全て選択した状態で、右クリックします。
下の方に「CSVファイルへ保存」というのがありますので、これをクリック。
nnn0575.jpg
保存画面が開きますので、モデルと同じフォルダに「モデル名_捩り修正用.csv」とか、
分かりやすい名前を付けて保存します。

次回捩りボーンが狂ったりしたときは、これをPMDEにドラッグ&ドロップするだけで、
先ほど選択したボーンの設定が上書きされます。
何度もモデルをPMDEで開かない人は関係ないかもしれませんが、
ちょっと改造するとき、ボーンを足すとき、モデリングからセットアップの途中、アプデ時などに便利です。
ただ、ボーンの設定内容には、位置も含まれていますので、
ボーン位置を修正した後などには再度上記手順を繰り返して、CSVファイルを作成する必要があります。



ただ、やってみて思ったんですが、
腕捩りは表示先を、ひじ」じゃなくて「手首」にした方が回転が自然かもしれない…。
この辺はモデルのボーンの形による気もします。
その際は、「表示先」の「ボーン」の右側にある入力欄に、
「手首」のボーンが何番か確認してその数字を入力してください。
そうすると手首に向かって伸びます。

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こちらのおかげで問題解決できました!

数日前に腕のボーン追加をしたあと、モデルの腕がカキコキになってしまって泣きたい気分でした。
手首からミサイル発射できそうな感じになってたんです。
ボーンをつなげることで、普通に動いてくれるようになりました。
記事を書いておいてくださって、ありがとうございます!

ありがとうございました!

MMD製作作業が楽になりそうです。ありがとうございました。感謝です!
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