先日配布したアメリカもち(四つ足)(今考えた通称:もちめり4WD)に、
キャラを乗せる際に混乱してる人がいたので、
念のため詳しく書いておきます。
他の場合でも使える知識なので、PMDE講座枠で。
乗り物にキャラを乗せる時、もしくはキャラにキャラをくっつけて動かしたい時、
アクセサリファイル(xファイル)であれば、MMD上でアクセサリを読み込んで、
キャラのpmd/pmxのボーンに付随させるだけで済みます。
しかし、アクセサリ的なものであっても、
・物理演算がついていているもの
(kanahaさんの半月刀についてる紐)
・モーフで動くもの
(銃から空薬莢が出たり引き金が動いたりする)
・ボーンで動かせるもの
(自転車とか…?動物を頭に乗せたり動物に乗ったりするz場合もこれ)
については、モデルファイル(pmd/pmx)でできていますし、
仮にアクセサリ出力して読み込んでも、
肝心の物理演算やモーフ、ボーンで動かせるなどの魅力がなくなってしまいます。
静止画を作るだけなら、銃などのモデルを読み込んで位置を決めて、
静止画を出力すれば済みますが、動画にしたい場合は、
銃や刀も手と一緒に動いてくれないと困ります。
かと言って手の動きに合わせて、手持ち系のモデルを動かすのは一苦労。


(もちめり4WDを動かしただけだと、オッサンが置いてきぼりの図)
そこで使うのがキャラとのマージです。
マージ(結合)は、2つのモデルファイルを、ひとつのモデルファイルにします。
追記:2014.11.20
※乗り物に乗せるのはMMD ver.9 から、「外部親」機能が実装されたため、マージする必要はありません。
「外部親」を使用することで、PMDもPMXも別のモデルにくっつけることができます。
キャラを乗せる際に混乱してる人がいたので、
念のため詳しく書いておきます。
他の場合でも使える知識なので、PMDE講座枠で。
乗り物にキャラを乗せる時、もしくはキャラにキャラをくっつけて動かしたい時、
アクセサリファイル(xファイル)であれば、MMD上でアクセサリを読み込んで、
キャラのpmd/pmxのボーンに付随させるだけで済みます。
しかし、アクセサリ的なものであっても、
・物理演算がついていているもの
(kanahaさんの半月刀についてる紐)
・モーフで動くもの
(銃から空薬莢が出たり引き金が動いたりする)
・ボーンで動かせるもの
(自転車とか…?動物を頭に乗せたり動物に乗ったりするz場合もこれ)
については、モデルファイル(pmd/pmx)でできていますし、
仮にアクセサリ出力して読み込んでも、
肝心の物理演算やモーフ、ボーンで動かせるなどの魅力がなくなってしまいます。
静止画を作るだけなら、銃などのモデルを読み込んで位置を決めて、
静止画を出力すれば済みますが、動画にしたい場合は、
銃や刀も手と一緒に動いてくれないと困ります。
かと言って手の動きに合わせて、手持ち系のモデルを動かすのは一苦労。


(もちめり4WDを動かしただけだと、オッサンが置いてきぼりの図)
そこで使うのがキャラとのマージです。
マージ(結合)は、2つのモデルファイルを、ひとつのモデルファイルにします。
追記:2014.11.20
※乗り物に乗せるのはMMD ver.9 から、「外部親」機能が実装されたため、マージする必要はありません。
「外部親」を使用することで、PMDもPMXも別のモデルにくっつけることができます。
1. 下準備
まず、マージする2つのモデルフォルダの中身を一つのフォルダにコピーしてきます。
上書きなどを防ぐ意味でも、まずコピーしてしまいましょう。
キャラ
・pmd/pmx
・テクスチャ(tga/png/jpgなどの画像データ)
・スフィア(sph/spa/bmpなどの画像データ)
・toon(bmp画像データ)
・リードミー(元のキャラの規約や作者が分からなくならないために)
もちめり4WD(今回の場合はもちですが、銃や刀やその他なんでも)
・pmd/pmx
・テクスチャ
・スフィア
・toon(もちめり4WDには付属していません)
・リードミー
これらのデータを同じフォルダにコピーしますが、
その際に各ファイルが同じ名前だった場合に、
上書きしてしまわないように気をつけましょう。
この時名前が同じファイルがあるとちょっと大変。
名前が同じテクスチャファイルなどがあったら、
片方のファイル名語尾にキャラ名を付けるなどして別々の名前でフォルダに入れましょう。
(例:キャラAのtex.pngと、銃Bのtex.pngがかぶっていたら、
キャラAのtex.pngをtex_A.pngにして同じフォルダに入れる。
銃Bのtex.pngはそのままの方が楽)
2. マージ
A.キャラのモデル形式がpmdの場合。
まずフォルダにコピーしてきた、「アメリカもち(四足形態)マージ用.pmd」をPMDEで開きます。
次にそのまま、ファイル>インポート>追加-PMDモデル

最新版のPMDEだとこういう確認画面が出ます。

このまま[OK]。
こんな風ににキャラが真っ白になっちゃった人。
これは失敗です。

これは同じフォルダにテクスチャを入れてないのが原因です。
最初に入れろって言ったでしょ!><
でも後入れでも大丈夫です。
MMDで読むときにちゃんとひとつのフォルダに入ってれば平気。
最新版PMDEの人はこれで保存して終了。
PMDE1.0とかを使っている人は、編集>ボーン>同名のボーンのマージ。

これで同じ状態になるので、保存して終了。
A.キャラのモデル形式がpmxの場合。
まずフォルダにコピーしてきた、「アメリカもち(四足形態)マージ用.pmd」をPMDEで開きます。
ここまでは一緒。
pmdを読み込むとPMDEは自動的にPMDモードになります。
このままだとpmxを読み込めないので、
情報>PMX編集へ切り替え で、PMXモードにします。

PMDEの見た目が若干変わったところで、ファイル>インポート>追加-PMXモデル

これはPMDもPMXもxも読み込めます。
あとはPMDモデルのマージと同じです。
もちめり4WDはボーン名や位置などを調整してあるので、これで済みますが、
他のモデルとのマージの際は、同名ボーンのマージが必要かどうか、
マージすると動きがどう変わるのかも含めて考えながらやってネ!
銃だったら、どこのボーンともマージせずに、インポートして、
腕のボーンと親子関係の設定してあげる必要がありますね。
ちなみにもちめり4WDは、マージすると自動的に、
上半身ボーンの子ボーンに、キャラのセンターボーンを接続するようにしてあります。
もちめり4WDはもち→キャラの順番でマージするように調整してありますが、
他のキャラモデルにアクセサリをマージするときは、キャラ→アクセが良いと思います。
3. MMDで調整
初期ポーズもPMDEで固定させてもいいのですが、
もちめり4WDの場合は騎乗ポーズで固定しちゃうと、鞍の上に立ってみたり、
おっさんが鞍の上で逆立ちしたままもちめり4WDが駆けていく動画が作れなくなるなぁとか考えて、
ポーズデータを同梱することにしました。
MMDでモデルを読み込んだあとに、ファイル>ポーズデータ読み込み で、キャラが騎乗します。
個々のモデルによって体格差があるので、センターボーンや腕ボーンなので微調整してあげてください。
手綱も移動・回転ボーンがあるので動くよ!
初期騎乗ポーズを作ったら、ボーン登録するのを忘れずにね!
もちじゃなくて銃だと、ここで手と銃の位置を調整したり、指を握る形にしたりとかしますね。
ただこのままだと、足IKの影響で足が後ろに残ったままになるので、
動画などでもちを動かす時は忘れずに、足回りのIKを切ってください。

(足IKの影響で、キャラの足だけが取り残されているの図。)
もちめり4WDは胴体の中に剛体が仕込んであるので、
コートを着たモデルでももちめり4WDの中にコートがそんなにのめり込まなくて、
比較的自然な感じに乗せられると思います。
ただ鞍の背もたれには入れるの忘れたから、背もたれは貫通するけどね!!
ということで今回はキャラのマージを簡単に。
衣装替えとかもこれの応用です。
銃とかの手持ちアクセサリではなくて、服のデータをインポートするっていう。
でもそっちはちょっとモデリング知識がいるので厳しいかもなー。
まあ、それはいつか書きます…いつか。
まず、マージする2つのモデルフォルダの中身を一つのフォルダにコピーしてきます。
上書きなどを防ぐ意味でも、まずコピーしてしまいましょう。
キャラ
・pmd/pmx
・テクスチャ(tga/png/jpgなどの画像データ)
・スフィア(sph/spa/bmpなどの画像データ)
・toon(bmp画像データ)
・リードミー(元のキャラの規約や作者が分からなくならないために)
もちめり4WD(今回の場合はもちですが、銃や刀やその他なんでも)
・pmd/pmx
・テクスチャ
・スフィア
・toon(もちめり4WDには付属していません)
・リードミー
これらのデータを同じフォルダにコピーしますが、
その際に各ファイルが同じ名前だった場合に、
上書きしてしまわないように気をつけましょう。
この時名前が同じファイルがあるとちょっと大変。
名前が同じテクスチャファイルなどがあったら、
片方のファイル名語尾にキャラ名を付けるなどして別々の名前でフォルダに入れましょう。
(例:キャラAのtex.pngと、銃Bのtex.pngがかぶっていたら、
キャラAのtex.pngをtex_A.pngにして同じフォルダに入れる。
銃Bのtex.pngはそのままの方が楽)
2. マージ
A.キャラのモデル形式がpmdの場合。
まずフォルダにコピーしてきた、「アメリカもち(四足形態)マージ用.pmd」をPMDEで開きます。
次にそのまま、ファイル>インポート>追加-PMDモデル

最新版のPMDEだとこういう確認画面が出ます。

このまま[OK]。
こんな風ににキャラが真っ白になっちゃった人。
これは失敗です。

これは同じフォルダにテクスチャを入れてないのが原因です。
最初に入れろって言ったでしょ!><
でも後入れでも大丈夫です。
MMDで読むときにちゃんとひとつのフォルダに入ってれば平気。
最新版PMDEの人はこれで保存して終了。
PMDE1.0とかを使っている人は、編集>ボーン>同名のボーンのマージ。

これで同じ状態になるので、保存して終了。
A.キャラのモデル形式がpmxの場合。
まずフォルダにコピーしてきた、「アメリカもち(四足形態)マージ用.pmd」をPMDEで開きます。
ここまでは一緒。
pmdを読み込むとPMDEは自動的にPMDモードになります。
このままだとpmxを読み込めないので、
情報>PMX編集へ切り替え で、PMXモードにします。

PMDEの見た目が若干変わったところで、ファイル>インポート>追加-PMXモデル

これはPMDもPMXもxも読み込めます。
あとはPMDモデルのマージと同じです。
もちめり4WDはボーン名や位置などを調整してあるので、これで済みますが、
他のモデルとのマージの際は、同名ボーンのマージが必要かどうか、
マージすると動きがどう変わるのかも含めて考えながらやってネ!
銃だったら、どこのボーンともマージせずに、インポートして、
腕のボーンと親子関係の設定してあげる必要がありますね。
ちなみにもちめり4WDは、マージすると自動的に、
上半身ボーンの子ボーンに、キャラのセンターボーンを接続するようにしてあります。
もちめり4WDはもち→キャラの順番でマージするように調整してありますが、
他のキャラモデルにアクセサリをマージするときは、キャラ→アクセが良いと思います。
3. MMDで調整
初期ポーズもPMDEで固定させてもいいのですが、
もちめり4WDの場合は騎乗ポーズで固定しちゃうと、鞍の上に立ってみたり、
おっさんが鞍の上で逆立ちしたままもちめり4WDが駆けていく動画が作れなくなるなぁとか考えて、
ポーズデータを同梱することにしました。
MMDでモデルを読み込んだあとに、ファイル>ポーズデータ読み込み で、キャラが騎乗します。
個々のモデルによって体格差があるので、センターボーンや腕ボーンなので微調整してあげてください。
手綱も移動・回転ボーンがあるので動くよ!
初期騎乗ポーズを作ったら、ボーン登録するのを忘れずにね!
もちじゃなくて銃だと、ここで手と銃の位置を調整したり、指を握る形にしたりとかしますね。
ただこのままだと、足IKの影響で足が後ろに残ったままになるので、
動画などでもちを動かす時は忘れずに、足回りのIKを切ってください。

(足IKの影響で、キャラの足だけが取り残されているの図。)
もちめり4WDは胴体の中に剛体が仕込んであるので、
コートを着たモデルでももちめり4WDの中にコートがそんなにのめり込まなくて、
比較的自然な感じに乗せられると思います。
ただ鞍の背もたれには入れるの忘れたから、背もたれは貫通するけどね!!
ということで今回はキャラのマージを簡単に。
衣装替えとかもこれの応用です。
銃とかの手持ちアクセサリではなくて、服のデータをインポートするっていう。
でもそっちはちょっとモデリング知識がいるので厳しいかもなー。
まあ、それはいつか書きます…いつか。